代表挨拶
京都の市街地と隣接している都市公園である宝が池の森は、ハイキングに適した身近な森であるとともに、京都三山の北山に位置し、五山の送り火の妙法を背に、歴史的、文化的にもすぐれた森です。
でも近年、松枯れ、ナラ枯れ、シカによる食害、外来樹種の繁茂など、森の様子がおかしくなっています。
そのような様子を懸念したメンバーが集まって2014年5月に「京都宝の森をつくる会」が誕生しました。
設立当初はナラ枯れ木を整理することから始め、今では、外来樹種の駆除、シカの食害から樹木を守る防鹿柵の設置、伐採木を活用した子どもたち対象のワークショップなど、多様なプログラムを実施しています。
里山だった宝が池の森。
人の森への介在が薄れたことにより、現在のような森になったと考えています。
森から生活に必要なエネルギーや肥料を得なくてもよくなった現在、人が森に介在するキーワードは「森で楽しむ」です。
私たちは「森で楽しむ」を第一に、宝が池の森が美しく再生するきっかけづくりを進めています。
ぜひ私たちと一緒に、森で楽しみましょう。
京都たからの森をつくる会 代表 髙谷淳
メンバー紹介
※びっくりするほど順不同
木下寧子
2016年に入会しました。
京都市左京区出身、宝ヶ池の森は子供の頃から身近な場所でした。
100年後に宝ヶ池を訪れる沢山の人達に素敵だなーと思える森になってほしいと思い
ながら活動に参加しています。
普段は研究室の中でミクロな物質のはたらきを探求する、森や自然とは無縁の超イン
ドア生活をしています。
美味しい物を食べる事、寝る事、ぼーっとする事が好き。そしてとにかく犬が好き。
犬のトレーニング、競技や羊追いなど、犬と一緒に過ごす時間が至福の時です。
YOSHI
2018年入会YOSHIです。
子供の頃からの遊び場松ヶ崎の山。
50歳近くからこの山の事が気になりはじめ数年経過。
暇があれば植物園や宝が池を散歩したり、自然の写真を撮り歩いています。
日本全国を飛び回る仕事から、造園業に転職。
見る自然から、触れる自然に興味が湧きはじめ“宝の森をつくる会”を知り参加。
子供の頃遊んでいた山は知らないことばかり、新しい発見を楽しんでいます。
岸田洋弥
地元松ヶ崎育ちです。
小さい頃から宝ヶ池や周りの山を遊び場にしていました。今でも自然環境に関わる仕事をしています。
縁あって、宝の森をつくる会に参加しています。
自然に親しむ機会が、色々な人にとってより身近なものになればと思っています。
吉田mimiです
7月で11歳になります。修学院に住んでます。鷺の森神社や音羽川砂防ダム近辺が縄張りですが、週2回ぐらいは宝ヶ池を一回りしてます。
若い頃はコバミツのトンネルまでクンクンしに行ったこともあったけど、今はむりだワ。
最近うちの父さん、いしカメかでじカメかなんかしらん
ねんけど新しいクラブに入ったらしく、池をじっと見ながらパシャパシャしてます。
わたしはひまやから、みちくさくってます。
by akio(2017年夏入会)
髙谷淳
学生時代に、部活の練習で周回をランニングしていた宝が池に
愛着があり、この公園の山が荒れていることを知り、
京都宝の森をつくる会の設立メンバーとして参加しました。
日本ミツバチにふられ、狩猟は休止状態、山の営みは失敗ばかりですが、
炭焼きはちょっとうまくなったかな?
酒は飲めませんが、一緒に山で遊ぶ方、大歓迎です。
市川貴康
2018年に入会しました。
森をつくるってどんなことをするんだろうって興味があって、東京から京都に引っ越してきてすぐに宝の森をつくる会に参加しました。
普段は医療・福祉の仕事をしていて、病院を回ったりしながら医学系の勉強などをさせてもらっています。
次世代の価値を生み出す行為に積極的にかかわっていきたいなと思いながら、
森で知る新しいことを楽しんでます。京都の四季が楽しみです。
藤津 紫
ガーデンデザインの仕事をしています。
宝ヶ池の森が、街なかにありながら、いろんな草花や生き物が共生する身近な里山として市民に親しまれるようになればいいなと思います。よろしくお願いします。
河合繁好
2016年から宝ヶ池連続学習会にさんかして、シカの食害の問題や
防鹿柵設置の計画を知りました。
そして、木下さんの「宝の森をつくる会」の
プレゼンテーションを聞き入会することを決めました。
趣味は山歩き。日本百名山を70近く歩きました。半分ぐらいは単独行。
北海道、東北、北関東の一部が残ってしまい、もう完登はできません。
もっと体力と財力のある時に完登しておくべきだったと思っているところです。
大谷 厚子
楽しく学びながら、自然に触れる活動に参加させて頂いております。
孫達の世代が大人になる時までも、自然を身近に感じられる宝ヶ池であって欲
しいと願っております。
高橋さん
他県からの参加です。まず、随分以前から炭焼きに興味をもって おり、それにひかれて参加しました。 山の景観にも関心がありましたので、他の行事にも参加するように なってきています。 大志を抱いている訳ではありませんが、小事を重ねてゆけばより 良い環境を作り出すことの一助となると思っています。 これからもよろしくお願いします。
山田学
現在68歳の年金生活者。現役時は、色素メーカーに勤務し、実験室で反応フラスコ、ビーカー、分子構造、化学文献等とにらめっこで、静の生活でした。退職後は、自然環境とかかわりたくてランドスケープデザインを勉強する中で、宝が池連続学習会に参加し京都宝の森をつくる会の存在を知りました。娘が歩き始めた頃から小学生まで、娘を宝が池子どもの楽園で遊ばせたり、家族でよく宝が池周辺で散歩しました。山、森林、川、池、沼地に生息している多種多様な動植物と接することができ、大変貴重な経験をさせてもらいました。 このような自然豊かな環境を後世に残すための一助になればとの思いから、宝の森をつくる会に参加し、現在は、動の生活をしています。
ケイ
私は2015年4月のふらっとハイキングで、満開のコバノミツバツツジを 案内頂き、その美しさに感動しました。当日、『宝の森をつくる会』を紹介され 翌日、入会させて頂きました。 本会は学生さんから、私のように高齢者まで参加年齢の幅も広く、企画も色々と面白い と思いました。又〈宝が池プレイパーク/環境学習会〉の方々の活動とも共同企画も多く、内容もレベルが高く、バラエティーに富んでおり今更ながら、勉強になる事が多いと感じています。私は化学系出身で、会社では工場建設担当をしていて、自然とは縁の無い生活をしていました。本会では新たな分野を知る事が出来て幸いです。私のような門外漢でも、門戸を開いてくれていますので、是非皆様方もご参加ください。
木下真人
まだです…