宝の森をつくる会について
宝が池の森は、かつては里山として利用されていました。『妙法』の送り火が行われ、森の資源は暮らしに活かされてきました。
森に人の手が入ることで、豊かな森がつくられてきたのです。しかし近年、宝が池の森には人の手が入らなくなり、環境は大きく変化しました。
今、豊かだった宝が池の森は様々な問題を抱え、このままでは次世代に引き継ぐことも危ぶまれています。
2014年、こうした状況に危機感を持ったメンバーが集まり、『京都宝の森をつくる会』を発足しました。
学習会を重ね、大学の協力を得ながら、さまざまな活動を進めていきます。
概要
2014年5月 宝が池連続学習会をきっかけに発足
2014年 子どもの楽園プレイパークのナラ枯れ木の整備やシカ対策を行う
2014年 京都精華大学(板倉ゼミ)との連携で、炭焼きプロジェクトを開始。
2015年 京都学園大学との連携で、調査を開始。
2015年 京都府立大学(長嶋研究室)との連携で、ナラ枯れ木の伐採を行う。
2015年10月 「宝が池の森保全再生協議会」へ参加。高谷代表が同協議会の副会長に就任。
2016年 <左京区まちづくり支援金を獲得>ナンキンハゼ伐採跡の植生回復のために防鹿柵を設置
2017年 <左京区まちづくり支援金を獲得>宝が池の森保全再生協議会との連携で「コバノミツバツツジのトンネルを守ろうプロジェクト」を開始。
→京都新聞記事(平成30年3月20日)
組織
代 表:髙谷 淳
副代表:木下 寧子
監 査:山田 学
会 計:藤津 紫
幹 事:岸田 洋弥
幹 事:木下 真人
■顧問(※50音順)
・板倉 豊 京都精華大学 人文学部総合人文学科環境未来コース
・岩崎 猛彦 松ヶ崎自治連合会 会長
・齊藤 準 京都工芸繊維大学(工芸科学研究科)
・高柳 敦 京都大学(農学研究科)
・田中 和博 京都府立大学(生命環境科学研究科)